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沖永良部島の地質

2011年04月24日

沖永良部島の地質

マピオン大百科より 沖永良部島の地理

地理

田皆岬の石灰岩の絶壁東西に細長いオカリナないしはひしゃくの形をしており、西側は大山を中心としてほぼ円形状である(同じ奄美群島の喜界島と形はよく似ている)。東西約20km・西辺の南北が約10km、面積93.65km²。南北に伸びる琉球海溝の西側に連なる南西諸島に属する。ちなみに面積は東京都の伊豆大島よりも大きい。

隆起サンゴ礁の島で、全島ほとんどが裾礁型のサンゴ礁起源石灰岩(第四紀層の琉球石灰岩)で被われている。島の西部に最高地点の大山(標高240m)がある。大山を中心とした知名町側の地域には、幾段かの段丘地形を呈して石灰岩の広い分布が見られる。大山山頂部や越山などにわずかに古生層や新第三紀の花崗閃緑岩からなる基盤岩の露出が見られるが、石灰岩の溶食量を考えると、かつては全島が海面下に沈んでいたらしい。

同じ奄美群島において大部分が古生層からなる奄美大島や、古生層地域が多い徳之島などと比べると地学的な多様性は少ない。しかし全島が隆起サンゴ礁の島である与論島や喜界島などに比べると、比較的多様性のある自然環境を呈し、特に大山山頂部とその周辺には、土地利用に伴う人為的な改変が少ないある程度のまとまった面積の亜熱帯性の森林とカルスト地形が残っている。

和泊町側は全体に標高が低いということもあって、土地利用が進み自然林はほとんど残っていない。カルストの地表地形も改変が著しいが、地下地形としてのカルスト水系の発達は知名町側に劣らず、長大な洞窟系が幾つか発見されている。

カルスト地形の発達は、亜熱帯性の気候や第四紀の多孔質な石灰岩という岩石的性質の違いもあって、ドリーネや鍾乳洞、地下水系の発達の度合いが著しく高く、山口県の秋吉台や福岡県の平尾台など、いわゆる日本三大カルストにも劣らない。とくに大山の周辺部、標高100-200mにかけて無数のドリーネが発達したカルスト地形を呈している[1]。沿岸部のほぼ全域に、幅50-100mほどにいわゆる海岸カルストが見られる。無数のピナクルやカッレン、ソリューションパン(溶食性の皿状小凹地)が発達した裸出カルストをつくっている。

田皆岬(矢護仁屋岬)では、東北東系の断層による変位を受けた平らな石灰岩の台地があり、断崖の基部には基盤岩の古生層が露出している。






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Posted by 沖永良部島ウミガメネットワーク at 13:13│Comments(0)沖永良部島
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